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産院直行や夜間診療にも 「子育てタクシー」運行へ 佐賀県内16社、21日から

7/7(金) 10:50配信

佐賀新聞

子どもだけでの利用も

 乳幼児連れの保護者や妊婦の外出、通院をサポートする「子育てタクシー」の運行が21日から、佐賀県内でスタートする。県内のタクシー会社16社が運行、子ども1人での利用も想定し、保護者の代わりに保育園などに迎えに行くサービスも行う。所定の講習で乗降時の留意点などを学んだドライバーが対応する。

 出産予定日や産院、緊急連絡先を最寄りのタクシー会社に登録すると、電話一本でタクシーを呼び出すことができる。陣痛時に産院へ直行する「こうのとりコース」、子どもの夜間診療に対応する「ふくろうコース」など、8種類のサービスがある。

チャイルドシートも備える

 全国子育てタクシー協会(事務局・横浜市)が展開しているサービスを取り入れ、車内にはチャイルドシートも備える。料金は通常のタクシー利用と同額だが、コースによって事前の利用登録(無料)が必要になる。

 県内では有田タクシー(西松浦郡有田町)が同協会に加入し、2年前から運行を始めている。県内全域での運行を目指し、県は「子育てし大県“さが”プロジェクト」の一環で、本年度から同協会による講習会を実施。受講料などを補助し、これまでに約70人の専門ドライバーを養成した。

 人口減少や自家用車の普及などで県内のタクシー利用は減少傾向が続く。有田タクシーでは子育てタクシーの運行により、ドライバーの接客レベルが向上し、潜在需要の掘り起こしにもつながっている。

 県新幹線・地域交通課は「子育て世代を手厚いサービスで下支えしたい」と話し、県バス・タクシー協会の江上康男専務理事は「共働き世代にも安心して利用してもらえれば」と呼び掛けている。

最終更新:7/7(金) 10:50
佐賀新聞

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