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『蟲師特別篇』ほか多数の人気アニメ作品を制作したアニメーションスタジオ・アートランドが債務整理を弁護士に一任

7/7(金) 14:12配信

帝国データバンク

 (株)アニメーションスタジオ・アートランド(TDB企業コード:013002325、資本金1305万円、東京都武蔵野市境4-2-21、代表岡野国治氏)は、6月30日までに債務整理を梶智史弁護士(東京都港区赤坂3-21-5、関口・梶法律事務所東京事務所、電話03-6426-5420)に一任した。

 当社は2010年(平成22年)12月設立のアニメーション制作会社。1978年(昭和53年)9月設立のアニメーション制作会社(その後、上場会社と合併)から会社分割により設立されたもので、同業他社からテレビや劇場用アニメーションの作画のほか、予算やスケジュール、外注などの管理も受託し、2013年11月期の年収入高は約2億6000万円を計上していた。

 しかし『蟲師特別篇』など人気作品も手がけたものの、製品製造原価に占める外注比率は約9割にのぼり、欠損計上が続いていた。2016年4月に中国のアニメーション制作会社の日本法人が当社株式の51%を取得するなどのリストラを図っていたが奏功せず、決算期変更で1カ月間のみの実績となった2016年12月期の年収入高は約2100万円にとどまり、約1億9300万円の債務超過に陥っていた。
 
 負債は、2016年12月期末時点で約2億9800万円。