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ハミルトン、「ベッテルに追加制裁なし」としたFIAの説明に不満。ベッテルは”後悔”を語る

7/7(金) 12:30配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスのルイス・ハミルトンは木曜日、アゼルバイジャンGPのセーフティカー中にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが体当たりした事件について、ベッテルからの謝罪を受け入れた。しかし彼はまた、ベッテルが厳しく罰せられなかったことで、若い世代に対して悪いメッセージを発信してしまったと考えている。

【写真】カナダGPには姿を見せていたジャン・トッドFIA会長

 FIAは月曜日、「これ以上の罰則なし」とベッテルの事件についての”裁定”を下した。それによって自身の意見は変わったかどうか尋ねられたハミルトンは、次のように回答した。

「僕は(FIAの裁定によって)何かが変わったとは思わない。だから同じように、僕の意見も変わらない」

「恐れながら、ジャン(トッドFIA会長)は疑問に答えるために、我々の隣に座っているべきだと思う。なぜなら月曜日以降も、発信されてしまった”メッセージ”は何も変わっていない」

 レース後、ベッテルの行動は「無礼だ」と発言したことを、後悔しているかと尋ねられたハミルトンは、次のように答えた。

「レース後、特に冷静さを失っていたとは感じていない。もし動揺していたとするならば、それは別の理由によるものだった」

「特に取り消したいと思うようなことを言ったとは思わない。しかし、何が起きたのかについては、意見は変わっていない。でもそれは過ぎたことだし、僕らは前進し、それについて話もした。だから、これについてもっと何かを言おうとは思わない」

ベッテルは後悔

 ベッテルは、ハミルトンがブレーキテストを行ったという誤った認識に反応してしまったと説明した後、自身の行動を後悔する旨を語った。

「それは間違った動きだったし、間違った判断だった。彼と並走して、彼にタイヤをぶつけたのは、間違った動きだった」

 そうベッテルは語った。

「それがみなさんが聞きたいことだろう。しかし、それ以上言うことはない。その時、僕は驚いた。ルイスがブレーキをかけたように感じ、僕は彼に追突するのを止めることができなかった」

「声明でも明らかにしたように、彼に悪意があったとは思わないし、実際に僕に対してブレーキテストをしたとは今は思っていない。でも、当時の僕はそう思っていた」

「僕はびっくりしてしまった。それゆえ、僕は動揺し、過度に反応してしまった。その瞬間を誇りに思うことができるだろうか? いや、そんなことは決してない。それを取り消すことができるだろうか? いや、それもできない。それを後悔するだろうか? もちろんだ。しかし、そのことをこれ以上引きずる必要はないと思う」

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