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《ブラジル》労働市場で、若い労働者の雇用が増加=全体の正規雇用を牽引する勢い

7/7(金) 7:06配信

ニッケイ新聞

 ブラジル全就労失業者台帳(Caged)のデータによると、5月に新規で発生した正規雇用124万人の内、61万1420人分は29歳以下の労働者だった事が分かったと、4日付現地ニュースサイトが報じた。


 新規雇用と解雇の数を比較し、正規雇用がいくら増減したかを見ると、5月は29歳以下の雇用が7万3290人分増えた事になる。労務省は、今年1~5月に24歳以下の正規雇用が32万550人分増えた事も発表した。

 労働市場全体で見た場合、1~5月の新規雇用者と解雇者の差は、2万5230人分の雇用増となった。他の年齢層で正規雇用が減った分を若い年代が補っている。

 「若者の就職難がつづいていたことを考慮すると、労働市場において若者がこれだけ健闘している事は喜ぶべき」と労務省は声明を発表した。同省は、17年第1四半期の18~24歳人口の失業率は28・8%で、平均の13・7%の2倍以上だったことも挙げ、今回の結果を喜んだ。

 5月の18~24歳人口の正規雇用増減を経済分野別に見ると、サービス業の2万1800人、製造・加工業の1万2600人、商業の1万1800人が、雇用増を牽引した。また、建設部門で1千人、公共サービス部門で約400人、鉱山採掘部門で165人、おのおの正規雇用が増えた。

 29歳以下の正規雇用が最も増えたのはサンパウロ州の2万6861人で、18~24歳が2万123人いた。2位はミナス州の1万4581人、3位はパラナ州の6150人だった。

最終更新:7/7(金) 7:06
ニッケイ新聞