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ホークス東浜「ずっと投げている」救援陣にプレミアムフライデーを シーズン完投3度ならホークス4年ぶり

7/7(金) 7:01配信

西日本スポーツ

 救援陣に「プレミアムフライデー」を! 福岡ソフトバンクの東浜巨投手(27)が6日、球宴前のラスト登板での献身を誓った。きょう7日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発。今季は1完封を含む2度の完投勝利を挙げており、最近10試合は1試合平均4人の救援陣が登板しているチーム事情も理解済み。札幌で完投勝利を挙げれば、チームでは2013年の摂津以来となるシーズン3度の完投勝利となる。

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 日本ハム3連戦の先発陣は本隊より早く、午前中に福岡を出る便で札幌入りした。札幌市内の日本ハム室内練習場でダッシュを繰り返した東浜は、スパイクに履き替えてのキャッチボールで最終調整。前半戦最後のマウンドは「何も意識しない」と言う一方で「リリーフのピッチャーもずっと投げている」と続けた。

 リーグ戦の再開初戦を東浜の4年ぶり完封勝利で滑り出しながら、その後の10試合は完投が出ていない。その間、救援投手は延べ40人が登板。6人をつぎ込んだケースも2度あった。故障明けの千賀、武田は5回未満で降板しており、ブルペン陣の力で首位楽天に食い下がっているところだ。

 今季の東浜はここまでチームトップの2完投。7月中旬に球宴を挟む日程もあって「どのみち(次回登板まで間隔が)空くのは分かっている」と話す。シーズン3完投は昨年の千賀、一昨年の大隣、中田も記録しているが、3度の「完投勝利」は2013年摂津が最後。誇れる数字に前半戦で到達する可能性は十分だ。

 敵地ながら、地の利も後押しとなる。札幌ドームはプロ1年目にプロ初完投で初完封を演じた場所。昨季も勝っており、レギュラーシーズン通算4試合で防御率1・66という数字が心強い。「とりあえず、今年初めてということだけ。球場との相性は、あまり考えたことはないですね」と過大評価はしないが、チーム単独トップとなる8勝目への好材料には違いない。

 自己最多の9勝を挙げた昨季は、交流戦後に状態が整わずに失速した。今季は「オフから準備してきた。積み重ねていくだけ」と睡眠、食事を含めたコンディショニングを充実させて体調を制御。故障者続出の先発陣にあって、獅子奮迅の働きを続けてきた。

 前回登板した6月30日の楽天戦では今季初の2被弾で黒星も「失投を逃さずに打たれたのが敗因。(調子が)良くても悪くても、そういう球を投げないように」と課題は整理済み。「バッター一人一人に全力で投げるだけです」がモットーのタフガイがもたらす“花の金曜日”が、前半戦での奪首の土台になる。

西日本スポーツ