ここから本文です

佐賀県内も浸水、冠水 武雄、江北一時避難勧告

7/7(金) 10:48配信

佐賀新聞

 活発な前線の影響で、大雨になった佐賀県内は6日、民家の床下浸水や道路の冠水が相次いだ。佐賀地方気象台によると、5日の降り始めから6日午後6時までの総雨量が杵島郡白石町で263ミリを記録するなど、7月の1カ月雨量の約8割に迫る地点もあった。夜になって西松浦郡有田町などで雨脚が強まり、JR佐世保線の有田-上有田間で線路内に土砂が流入し、肥前山口-早岐間で運転を見合わせている。

 午後8時半ごろ、有田町赤絵町の法元寺の裏山が崩れ、土砂や樹木が長さ10メートルにわたり流れ込んだ。復旧の見通しは立っていない。

 午後6時までの総雨量は佐賀市川副町で245ミリ、佐賀市駅前中央で168ミリを観測。1時間雨量では川副町で6日午前0時までに44・5ミリ、白石町で午前4時までに38ミリを記録した。

 武雄市内の松浦川と、小城市牛津町の福所江の観測所では一時、避難勧告の目安となる氾濫危険水位を超えた。武雄市と杵島郡江北町の一部には避難勧告が出され、6日午前10時時点で両市町を含む5市町で39世帯60人が自主避難した。

 白石町と武雄市では民家や小屋など約180棟が浸水被害に遭った。未明から早朝にかけては佐賀市久保田町、鳥栖市、神埼郡吉野ケ里町で落雷が原因とみられる建物火災が起きた。

 長崎自動車道の多久-嬉野インター間の上下線などで一時通行止めとなり、県道別府牛津停車場線など県管理の道路12カ所も冠水で通行止めになった。

 県教育委員会などによると、佐賀市など5市町の小中学校52校が臨時休校、県立中高18校と私立中高11校なども休校になった。

最終更新:7/7(金) 12:10
佐賀新聞