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SPACが仏で開幕公演 静岡から世界のひのき舞台に

7/7(金) 20:05配信

静岡放送(SBS)

静岡放送(SBS)

 静岡で生まれた劇団がついに世界のひのき舞台へとたどり着きました。7月6日、フランスで開幕したアヴィニョン演劇祭で、静岡舞台芸術センター(SPAC)がメーンイベントとなるオープニング公演を行いました。
 世界で最も注目を集めるアヴィニョン演劇祭。その幕開けを飾ったのがSPACが演じる「アンティゴネ」です。なんと、ヨーロッパ以外の劇団がメーンイベントとなるオープニング公演を任されたのは歴史上、初めてです。
 会場は700年前、ローマ法王が住んでいた場所。高さ約30mの壁がそびえる中庭のステージは、演劇の「聖地」ともいえる場所です。
 「アンティゴネ」は古代ギリシャを題材にした罪人を弔ってはならないと権力をふるう王と、それに逆らう、罪人の妹の物語です。この劇に「人間を善悪で分けることはできない」というメッセージを込めたのは芸術総監督の宮城聰さん。ギリシャの劇に死後の世界などの日本的な価値観を加えて平和を問いかけています。
 SPACの演じた「アンティゴネ」はフランスの舞台でも観衆に受け入れられました。
 静岡から羽ばたいたSPAC。現地で浴びた拍手がこの劇団の価値を物語っています。

最終更新:7/7(金) 20:05
静岡放送(SBS)