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落雷火災、浸水被害 自然の猛威にがくぜん

7/7(金) 10:51配信

佐賀新聞

 断続的な雷や激しい雨に襲われた佐賀県内。落雷が原因とみられる火災を目の当たりにしたり、浸水被害に遭った住民はショックを隠せず、自主避難した人たちは自然の猛威への不安や恐怖を口にした。

 鳥栖市山浦町の50代男性は6日早朝、隣家で発生した火災で飛び起きた。「雷がずっと光っていて、音もすごかった。近くに落ちたと思ったら、『火事になった』と声がした」と、信じられない様子だった。

 午後6時時点で住宅61棟が床下浸水した杵島郡白石町。六角川沿いの船津団地で美容室を営む60代女性は「朝5時ごろから急に道路が川のようになった」と、危険を感じた時間帯を振り返った。水をかき出していた70代男性は「外を見たら玄関前まで水が来ていた。以前に浄化槽が漬かってトイレが逆流したことがあったから、排水を急いだ」と疲れた表情で話した。

 7日も雷を伴う大雨が降る恐れがある。白石町の有明公民館に夫と避難した80代女性は「家の裏山が崩れたらと思うと怖くて。朝倉市で『今までにない』という被害が起きているのをテレビで見て、万が一に備えようと思った」。唐津市相知町の保健センターに避難した50代男性は「念のため1泊する。1人暮らしやけん、なんかあったら怖い」と横になった。

最終更新:7/7(金) 12:19
佐賀新聞