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<同姓同名>佐賀に住む別人に納税書類2度誤送付 /千葉・市川

7/7(金) 10:03配信

千葉日報オンライン

 千葉県市川市が市民税・県民税通知書と催告書を、佐賀県に住む生年月日が同じ同姓同名の別人に相次ぎ誤送付したことが6日、分かった。一度指摘を受けたにもかかわらず再度誤送付した形で、市は「人為的ミス」としている。

 市市民税課などによると5月中旬、市内に居住歴があり転居先が不明だった男性の納税通知書を、佐賀県に住む別人を本人と誤認して送付した。別人は市川市に居住歴がないため、市に問い合わせてミスが発覚。市は別人に謝罪した。ところが6月下旬、今度は市税が納付されていない旨の催告書が送付された。

 同課によると、本来の課税者の転居先を全国から検索できるシステムで、生年月日と氏名が一致(同音で漢字一字違い)の2件が表示されたため、同一人物と誤認。再度の誤送付は課税と滞納のシステムが別で、最初の誤送付後の修正が共有されなかったという。

 別人は「ずさんな事務処理で市に問題がある」として、謝罪とミスの公表を市に求めた。市は6日、取材に対し「人為的ミス」と認めつつも「個人情報が不特定多数に流出したり、実害があるケースではなく、公表基準に当たらない」として公表しない方針。

 同市では2015年3月にも市税滞納者の銀行預金の差押処分にあたり、同姓同名の別人の預金を差し押さえるミスがあった。