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売り手市場、PR懸命 来春高卒者求人説明会/八戸

7/7(金) 11:08配信

デーリー東北新聞社

 来年3月卒業予定の高校生の就職活動が本格化するのに合わせ、八戸公共職業安定所(田名部泰夫所長)などは6日、八戸プラザアーバンホールで求人内容説明会を開いた。近年の“売り手市場”を背景に、青森県内の製造業や建設業、福祉関係など100社が参加。優秀な人材の確保に向け、PR合戦を繰り広げた。

 同職安によると、6月末現在の管内の就職希望者は783人で、うち530人が県内を希望。これに対する県内求人数は1058人で大きく上回っている。

 説明会には、青森県南、岩手県北などの26校から614人が参加し、昨年より79人増加。参加企業は昨年より1社少なかった。

 会場には各社ごとに約80のブースが設けられ、30分ずつの説明会を計4回実施。高校生は関心のある企業を回りながら、担当者の説明に真剣に耳を傾けた。

 製造業を希望する八戸工大一高3年の藤田智寛さん(18)は「第一志望の企業から詳しい話を聞けて、就職活動のイメージができた」と満足げに話した。

 一方、企業側には温度差も。ブースに生徒が多く集まったサービス業の担当者は「質問も多く、興味を持ってもらえたと思う」とほっとした様子。訪問者が少なかった製造業の担当者は「人手不足は深刻。来る子たちはみんな採用したい」とため息が漏れた。

 同職安によると、9月には選考が始まるため、夏休み中に応募先を決める生徒が多いという。田名部所長は「就職か進学か、まだ悩んでいる生徒もいる中で、企業にとっては今が大事な時期。さまざまな機会を使ってアピールしてほしい」と話していた。

デーリー東北新聞社