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【落合陽一の日本再興戦略】人口が減るのでテクノロジーで誰も損しない。

7/7(金) 10:00配信

ホウドウキョク

テクノロジーが人間の仕事を奪う―。

対立軸としてよく語られるこの議論。

“現代の魔法使い”の異名を取る筑波大学学長補佐・助教の落合陽一さんが、人間とテクノロジーの関わりによって、人間社会がどう変わっていくのかを予言。NewsPicks佐々木編集長が、世界・歴史・子育てなど、様々なテーマを引き出す。

<LivePicks>落合陽一さんが語る全動画はこちらから

「減った食い扶持」をテクノロジーで置き換える

落合:
日本の再興を考えるときに、我々は島国なので国境線が固い。人口は頑張れば流入しません。そして人口は減っていきます。減った食い扶持をどうやってテクノロジーで置き換えるかが一番重要な問題です。

今は明らかに現場にテクノロジーが落ちてないので、現場にテクノロジーを入れていかないといけない。そのための投資をしていかないといけない。そしてそこからリターンを得る仕組みにしないといけない。

最初はリターンを得られないけど、そこにいる人たちが働き出すとリターンを得られるんですよ。

図に示した「ハッピーな状態」の比喩では、おばあちゃんがサイボーグになっていますが、実際のところおばあちゃんは手にスマホを持っていて、トラクターが自動運転できればいいんです。

そこで稼いだ利ザヤはJA経由で回収すれば社会振興にもなるし、自動運転のトラクターなら事故は起こらないし。

さらにいうとコンビニがおばあちゃんの所まで来いっていう話なんですよ。

佐々木:
コンビニが来い?

落合:
それから、生協をどうアマゾン化できるかということです。

佐々木:
生協をアマゾン化するとは…?

落合:
生協っていろんなところにいっぱいあるじゃないですか。だけどまだアマゾン化していないんです。ただそのためのインフラはすでにある。

我々の社会は遊休資産、インフラストラクチャーが猛烈にあって、かつ人口が縮退していて、国境線が固いです。だから人間の問題を人間が解決する必要がないんです。つまりそこにテクノロジーをぶち込んでも、誰も損をしないんですよ。

佐々木:
雇用問題もないですもんね?

落合:
雇用問題はないし、かつ遊休資産となった田畑があるから、生産性が上がるだけなんです。

だから現状は明らかに投資問題で、何かをやるというビジョンがあって、かつテクノロジーを突っ込めば、それは海外投資家から見ればすごくいい投資対象なんです。

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最終更新:7/7(金) 10:00
ホウドウキョク