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福島市、JVへ2500万円返還請求 竹林除染偽装新たに4カ所

7/7(金) 10:50配信

福島民友新聞

 福島市発注の生活圏森林除染を巡り、業者が現場を竹林と偽装し工事代金を不正請求した問題で、市は6日、工事を請け負った共同企業体(JV)に業務委託料の一部約2500万円の返還を請求したと発表した。市の調査によると偽装は同市松川町の計4カ所、約3200平方メートルだったことも新たに分かった。市は不正請求について刑事告訴を検討している。
 不正請求が疑われているのは2014(平成26)年度に除染が行われた福島市松川町の約18万5500平方メートルの一部。JVは同市の3社で構成されていた。
 偽装は3次下請けとして除染に当たったゼルテック東北(二本松市、昨年6月に閉鎖)が担当した区域で行われ、同社が竹の切り株を一定間隔で並べて写真を偽造するなどし、担当区域が通常よりも除染工事の単価が高い竹林だったとして本来より高い工事代金を受けたとみられる。
 当初判明していた偽装の面積は約2550平方メートルだったが、福島市のこれまでの調査でゼルテック東北が担当したほかの3カ所の除染工事現場でも新たに偽装を確認した。
 JVは不正請求分について返還の意思を示しているという。

福島民友新聞

最終更新:7/7(金) 10:50
福島民友新聞