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「ICO」って何ですか?海外で急増する資金調達の仕組み

7/7(金) 18:30配信

ホウドウキョク

株式公開を意味するIPOに対して、ICO(Initial Coin Offering)というキーワードが仮想通貨業界を賑わせている。この新しい資金調達方法とはどのようなものなのか? Coincheckの大塚雄介COOが解説する。

【解説画像付き】ICOとは…?

ICOで変わる投資

大塚:
仮想通貨を通じて資金調達をする「ICO(Initial Coin Offering)」のニュースが業界を賑わせています。企業が独自のコインを発行して「このコイン欲しい人いますか?」と出資者を募って資金の調達をします。コインを発行した企業は例えば20万ビットコインとかを手に入れます。その20万ビットコインを私たちCoincheckのような取扱所で売ったり買ったりして実際の現金と交換できる。そういう世界が今、実際起こっているんです。

株式との比較

大塚:
株式と比較して考えると分かりやすいかなと思います。

大塚:
現在の調達の仕組みは、資金調達を行う為に<株式>を発行して、<ベンチャーキャピタルなど>からお金を募って<日本円>で出資してもらう。その後一定基準を満たすことで、<東証やマザーズ>に上場して株を売却することでお金を得る。
これに対してICOは、企業が資金調達を行うのは一緒ですが、株式じゃなくて自分たちで作った<独自のコイン>を発行します。現在はベンチャーキャピタルなどから出資をうけるんですが、ICOは<世界中の誰からでも>出資をうけることができ、仮想通貨でうけとります。ある一定の基準を満たすと、東証やマザーズではなく<仮想通貨の取引所>、つまり日本円と仮想通貨を売買するところで独自コインを売却し、資金調達を行います。

速水健朗:
なるほど。色々な壁がなくなるのはわかる気がします。でもちょっと疑問なのは「一定基準を満たす」っていう部分。企業がお金を集めることに関して規制があるのって、詐欺とかなくすために基準を高くしているわけじゃないですか。簡単にお金を出せるようになりますよっていうのはいいことなんだけど、その怖さってあるんじゃないですか?

大塚:
実際にICOで、3日で100億とか集まっちゃってるんですけど、じゃあ「一定の基準を満たす」というのがちゃんとできているかというと、まだまだできていません。ここを整備していくことがまさに必要な状況です。

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最終更新:7/7(金) 18:30
ホウドウキョク