ここから本文です

豪雨の余波、川の河口に大量の流木 北九州市職員を被災地派遣

7/7(金) 11:47配信

西日本新聞

 九州北部で5日から続く記録的な豪雨に伴い、北九州市は6日、土砂崩れや河川の氾濫で被害が出た朝倉市や添田町などに職員を派遣し、被害情報の収集や給水作業に当たった。北九州地域でも遠賀川河口の川面を流木が埋めるなど、豪雨の余波が出始めている。

【動画】もの凄い勢いで濁流が道路にまで流れこむ様子(JA田川彦山出張所付近)

 午前9時50分、北九州空港から隊員7人を乗せた北九州市消防局のヘリコプターが飛び立った。行き先は添田町。総務省消防庁の要請で、目視のほか、機体に搭載された高性能カメラで町全域の被害を確認して回り、同11時半に帰還した。担当者は「日の出から離陸準備はできていたが、荒天で飛べなかった」と言う。

 同市消防局からはこのほか、18人が朝倉市などで浸水によって孤立した住民をボートで救助し、6人が大分県中津市で被害情報の収集に当たった。

 被災地では断水する地域も出ており、北九州市上下水道局の職員計14人が朝倉市と添田町に赴き、給水作業をした。朝倉市では杷木浄水場が水に漬かり、住民が避難している公共施設で飲料水を配った。担当者は「設備が水損して復旧には時間がかかる見通し。今後も応援は続きそう」。添田町では浄水場が一時停電したものの復旧し、職員はこの日のうちに撤収した。

 一方、芦屋町の遠賀川河口堰(ぜき)付近には上流から大量の樹木やペットボトルが流れ着いた。水位が下がり次第、国土交通省遠賀川河川事務所が撤去するという。八幡西区畑の県道では高さ7~8メートルの木が倒れて道をふさぎ、取り除かれた。

=2017/07/07付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:7/7(金) 11:47
西日本新聞