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災害時の“救助タグ”ツイートは有効なのか? 専門家「SNSは最終手段」

7/7(金) 17:20配信

AbemaTIMES

 今回の九州の大雨被害では、土砂崩れや道路の冠水などで孤立した人々が、ツイッターのハッシュタグ「#救助」で救助要請をするケースが多く見られた。

 実際に、「きのうの大雨で祖父・祖母と連絡が取れなくなりました。近くの理髪店を経営しているので、そちらに避難したかもしれませんが、あたりは土砂崩れで道も通れず、橋も流されているようなので救助をお願いしたいです」といった内容の投稿がされていた。

 一方で、携帯電話3キャリアで通信障害が発生したエリアもある。災害時のメディア利用を研究する東京大学特任准教授の関谷直也氏は、「『#救助』で救えたのなら、それに越したことはない」と前置きしたうえで、「ハッシュタグをつけて救助を求めるということはツイッターが使えるということ。電波が使えるということなので、本当に救助が必要なら119番に電話をかけて欲しい。GPS情報をオンにして119番にかけると、消防でどこにいるのかが分かる。しかし、ハッシュタグをつけても、ちゃんと位置を書いたとしてもそこまで救助に行けない。両方大事だが、まずは119番にかけて欲しい」と訴えた。

 「#救助」を利用した声としては、「無事に救助されましたので、ハッシュタグをつけた救助要請ツイートは削除させていただきます」「皆様、救助要請のリツイートありがとうございました。祖父母は消防の方に連れ出して頂き、安全なところに連れて行ってもらったそうです。これ以上自宅にとどまるのは危険ということで救助されているようです」といった報告もあった。

 ツイッター社は、電話が使えないときの救助要請として、ハッシュタグ「#救助」をつけて投稿することを推奨している。災害時は電話が使えない・繋がらない場合もあり、投稿が時系列で順序立てて表示されるのはSNSならではの利点だ。

 関谷氏はそれらを踏まえたうえで、「(SNSは)最終手段だと思う」と話す。「今回災害が起こったのは山間部なので、住所を書いても消防が辿りつけない場合がある。きちんとGPS情報をつけて、どこにいるという緊急情報を出して欲しい。それでもなかなか救助が来ない場合は、ツイッターを使うことはもちろん重要。まずは119番通報をトライしてほしい」と、119番の必要性を改めて話した。

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最終更新:7/7(金) 17:20
AbemaTIMES