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大分で新たに1遺体、犠牲者7人に 1万2千人態勢で捜索続く 九州豪雨

7/7(金) 12:20配信

西日本新聞

 九州豪雨の被災地では7日、自衛隊や消防など約1万2千人態勢で、集落や民家で孤立している人たちの救助や行方不明者の捜索が続けられ、大分県日田市では新たに1人の遺体が見つかった。犠牲者は福岡、大分両県で計7人となった。福岡県では朝倉市11人、東峰村3人計14人の安否が不明なままで、大分県日田市では133人と連絡が取れていない状況となっている。

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 大分県警によると、遺体が見つかったのは日田市君迫町の川の近くの田んぼで、死亡が確認された矢野英俊さん(79)が発見された現場の近くという。

 犠牲者7人は福岡県が4人、日田市3人。朝倉市災害対策本部は7日、同市山田の家屋倒壊現場で見つかった遺体の身元について加藤年彦さん(87)と加藤幹子さん(85)夫婦、八坂地区で発見されたのは浦塚茂弘さん(70)と発表した。

 大分県日田市によると、連絡が取れていない133人の内訳は大鶴地区35人、小野地区95人など。同市小野地区で発生した土砂崩れによって小野川がせき止められてできた「天然ダム」について、原田啓介市長は対策工事を検討している。

 被害が大きかった福岡県朝倉市では7日午前5時40分ごろから、自衛隊や海上保安庁などが、ヘリコプターで孤立していた住民の救出活動を実施。杷木地区などから114人を助け出した。国道が土砂で寸断され251世帯705人が孤立している東峰村では、道をふさぐ土砂の撤去作業が急ピッチで進められた。

 厚生労働省によると、7日午前7時現在、福岡県では朝倉市、東峰村、添田町の2311戸、大分県日田市の512戸が断水。九州電力によると、朝倉市と東峰村、日田市で約2800戸が停電している。

=2017/07/07 西日本新聞=

西日本新聞社

最終更新:7/7(金) 12:20
西日本新聞