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北九州でも線状降水帯か 3時間雨量観測史上最大 浸水相次ぐ 九州豪雨

7/7(金) 12:25配信

西日本新聞

 活発な前線の影響で、九州北部は7日も局地的に大雨となった。北九州市では、前線に向かって暖かい空気が流れ込むことで積乱雲が次々とできる「線状降水帯」が発生したとみられ、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降った。八幡西区では午前6時半までの3時間雨量が138・5ミリとなり観測史上最大を記録。市内7区に避難指示や避難勧告が発表された。佐賀県有田町では土砂崩れが起き、JR佐世保線の一部が不通となった。今後も大気が不安定な状態が続き、8日にかけて広い範囲で大雨になる見込み。

【動画】もの凄い勢いで濁流が道路にまで流れ込む様子(JA田川彦山出張所付近)

 気象庁によると、九州北部では7日未明から北九州市八幡西区、小倉南区、宗像市などで1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降った。北九州市や行橋市などでは床上浸水や床下浸水が相次いだ。

 北九州市は午前10時現在、氾濫の恐れがある紫川(小倉南区)や竹馬川(小倉南区)などの流域と、土砂崩れの恐れがある傾斜地など7区の2万2549世帯4万9404人に避難指示、市内3区の一部に避難勧告を出した。宗像市や苅田町でも一部の地域に避難勧告が出されたほか、記録的豪雨に見舞われた朝倉市や大分県日田市では3万3810世帯9万4945人に避難指示が続いている。

 6日夜に佐賀県有田町で起きた土砂崩れの影響でJR佐世保線肥前山口-早岐と、豪雨で橋が流されたJR久大線のうきは-日田は終日運転を見合わせ。鹿児島線の門司港-福間、筑豊線の若松-直方も上下線で一時、運行を見合わせ、運休や大幅な遅れが出ている。

 九州道では小倉東-八幡、みやま柳川-御船が通行止め。これに伴い、福岡と熊本、黒川温泉、宮崎、延岡、鹿児島を結ぶ高速バスが運行見合わせや運休となった。

 気象庁はこれまでの記録的豪雨で災害の危険性が高まっているとして、河川の氾濫や土砂崩れに厳重な警戒を呼び掛けている。8日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで長崎、熊本各県250ミリ、福岡、大分、佐賀各県で200ミリ。

=2017/07/07 西日本新聞=

西日本新聞社

最終更新:7/7(金) 12:25
西日本新聞