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上質の音に触れて 世界で活躍音楽家2人 大楠小で生演奏

7/7(金) 22:12配信

カナロコ by 神奈川新聞

 ドイツを拠点に活動するバイオリニスト・鈴木愛理さん(28)らが6日、横須賀市芦名の市立大楠小学校を訪れ、出前コンサートを開いた。3年生約80人を前に7曲を演奏し、世界の腕前を披露した。

 横須賀芸術劇場(同市本町)を運営する横須賀芸術文化財団は、子どもたちに上質の生演奏に触れてもらおうと、2015年からアーティスト派遣事業を実施。鈴木さんは10代から世界で活躍し、16歳だった05年には自身初のリサイタルを同劇場で開催するなどゆかりが深い。

 コンサートで鈴木さんは、高校の同級生でオーストリア在住のピアニスト・三原未紗子さん(27)とともに、ドボルザーク作曲の「ユーモレスク」やバルトーク作曲の「ルーマニア民族舞曲」などを演奏。曲の合間には「ビブラートをきかせると音に幅が出る」「弓で弾くだけでなく、手で鳴らす奏法もある」などと説明した。

 演奏後の質疑応答では、子どもたちから「バイオリンの値段はいくらするのですか」との質問に、鈴木さんは「安いものから高いものまであって、高いものは家が何個も買えます」などと答えていた。

 男子児童(8)は「目の前で聞いたのは初めて。次は劇場で本物のコンサートを聞きたい」と目を輝かせていた。