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辺野古座り込み3年「子や孫に平和残す」 阻止の願い、県内から県外・国外につなぐ

7/7(金) 8:05配信

沖縄タイムス

 名護市辺野古の新基地建設に反対する市民が、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込んで丸3年を迎えた。市民約180人は集会を開き「建設阻止の思いは強まっている」「必ず私たちの手で止めよう」と結束を確認。政府が海上工事を強行する中、国内外に広がる基地建設の不当性や人権問題を指摘する声に、確かな希望をつないだ。

 3年前から毎週、辺野古へ通う西原町の男性(69)は「平和を願う思いはますます強くなっている」と力を込める。新基地ができても、普天間飛行場は返還されない可能性を示した稲田朋美防衛相の発言を引き合いに「基地ができたら未来永劫(えいごう)だ。政権も強行だが、勝つまで続ける。子や孫にしっかり平和を残す」と誓う。

 座り込みが始まったのは2014年7月7日。うるま市の女性(66)は「当初は県内だけの閉塞(へいそく)感があった」と振り返る。粘り強い運動を続け、今では県内だけでなく毎日のように県外や国外の人が座り込む。「国連が人権問題として取り上げたことも、じわじわ効いてくるのではないか。政府や警察の圧力は強まっているが、ここに人が集まることに希望を見いだしたい」と前を向いた。この日は午後3時までに、工事車両による搬入はなかった。

 海上でも早朝から市民らが抗議船2隻、カヌー9艇に乗り込んで作業を監視、抗議の声をあげた。抗議船の船長(39)は「海とゲート前の行動の思いはひとつ。工事車両をゲート内に入れるまいと、いつも体を張ってくれる仲間が心強い」と話す。

 この3年の間に、政府は海上工事を強行に着手した。圧力を止められず、歯がゆい思いもあるが「私たちは正しいことをやっている。長い闘いになるだろうが、白紙撤回に持ち込むまで仲間と一緒に行動を続ける」と語った。

最終更新:7/7(金) 13:20
沖縄タイムス

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