ここから本文です

ハミルトン、ベッテルへの追加処分なしの裁定について「FIA会長は説明すべき」

7/7(金) 8:11配信

オートスポーツweb

 F1オーストリアGP木曜に行われたFIA記者会見に、前戦アゼルバイジャンで接触を起こしたセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンが出席し、この一件について語った。ハミルトンはベッテルの謝罪を受け入れたものの、彼の行為は恥ずべきものだという自分の発言は取り消すつもりはないと述べた。

ハミルトンとベッテルが同席した会見場には緊張感が漂ったが、ハミルトンが通常どおりスマホで写真撮影をするシーンも

 アゼルバイジャン決勝のセーフティカー先導時、リスタートを前に、先頭を走るルイス・ハミルトンにベッテルが追突、ブレーキテストをされたと考えたベッテルは憤り、ハミルトンの隣に並びかけて、手を挙げて怒りを示し、ハミルトンにヒットした。

 この行為によって、10秒のストップ&ゴー・ペナルティおよびペナルティポイント3が科されたが、FIAは、さらなるペナルティを科す必要があるかどうかを判断するため、詳しい調査を行うことを決め、その審議が3日に行われた。

 ベッテルには厳罰が下る可能性があるとの推測もなされていたが、結果的にはFIAはベッテルの正式な謝罪を受け入れ、これ以上のペナルティは科さないことを決めた。

 この件について気持ちに区切りをつけることができたかと聞かれたハミルトンは、「まあそうだね。今週末のことに気持ちを集中させるよ。僕は前回のレースの後、言うべきだと思ったことはすべて言った。だから今は、これからのレースに集中したい」と答えた。


 ベッテルとは決勝直後に話し、メールも受け取り、謝罪を受けたと、ハミルトンは明かした。ベッテルとの関係は変わってしまうのかと聞かれ、「変わるとは思わない」とハミルトンは答えている。

「僕らはレースの後に話したし、メッセージも受け取った。僕は今もドライバーとしての彼に大きな尊敬の念を抱いている」

「セバスチャンに唯一言いたかったのは、僕がブレーキテストをしたと言ったことを公に訂正してほしいということだった。見ていた人たちが、僕が本当にそんなことをしたと思ってしまったからだ。でもデータではそんな事実はなかったことがはっきり証明されている」

「僕としては、それを彼にはっきり示してほしいと思っていた。彼の謝罪は受け入れたし、前に進むよ」

 決勝直後、ハミルトンは、ベッテルは故意に他車に衝突するという恥ずべき行為を行ったと、強く批判する発言を行った。これを後悔しているかという質問を受けたハミルトンは、取り消すつもりはないと述べた。

「僕は決勝直後、腹を立てたりしていなかった。腹を立てていたとしても、他の理由があってのことだ。取り消したいと思うようなことは言っていない。あの一件についての意見は変わらない。それでも、もう過ぎたことだ。これ以上話しても意味はない」

 FIAがベッテルに追加のペナルティを科さないという決断を下したことについて聞かれたハミルトンは、FIA会長ジャン・トッドが直接それについての質問に答えるべきだと答えた。ハミルトンは、決勝直後、ベッテルへのペナルティは軽すぎるとの考えを示唆していた。

「それについては、ジャンが僕らの隣に座って質問に答えるべきだと思う。彼ら(FIA)は(今週)月曜に何も状況を変えなかった」とハミルトン。

「だからメッセージは今も変わらない」

[オートスポーツweb ]