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F1オーストリアGP FP1:ソフトタイヤのハミルトンがトップ、アロンソも9番手で好調な滑り出し

7/7(金) 19:13配信

オートスポーツweb

 7月7日現地時間午前10時、オーストリアGP最初のセッションとなるフリー走行1回目が始まった。好天に恵まれて例年よりも暑く、この時間から気温は22度、路面温度は34度というコンディション。フォース・インディアはセルジオ・ペレスに代わってアルフォンソ・セリス・ジュニアが、ルノーはニコ・ヒュルケンベルグに代わったセルゲイ・シロトキンがステアリングを握っている。 

サインを求めるファンに応えるフェルナンド・アロンソ

 1セットのタイヤを返却しなければならない最初の40分間は、各車のコンパウンド選択が分かれた。

 10時23分にはキミ・ライコネンがターン1のエイペックスでタイヤをロックさせてスピンオフ、マシンにダメージはなかったがタイヤにフラットスポットを作ったためピットに戻ることに。そのためライコネンの最初のタイヤセットによる走行はここで終了となった。

 さらにその5分後にはセバスチャン・ベッテルが同じターン1の出口でスピン。こちらは「イン側の縁石を引っかけてリヤが流れただけで心配はない」と走行を継続した。

 10時31分にはランス・ストロールがターン9のエイペックスでリヤが流れてスピン。タイヤにバイブレーションが出てピットに戻る。その3分後にはフェルスタッペンもターン7でリヤが流れグラベルを突っ切った先で右リヤをウォールに当ててしまい、ピットに戻った。マシンはジャッキアップされて修復作業が始まった。

 40分の走行が終わった時点で首位はルイス・ハミルトンで1分6秒526、2番手にベッテルが0.3秒差で続き、3位バルテリ・ボッタスが0.319秒差、4位ライコネンが0.795秒差。ただしメルセデスAMG勢はウルトラソフトなのに対し、フェラーリ勢はスーパーソフトタイヤ。これに対してレッドブルのマックス・フェルスタッペンもソフトタイヤながら0.854秒差で続き、高速サーキットながらまずまずの滑り出しを見せた。


 僅かなインターバルを挟んで本格的な走行が始まると、大半がスーパーソフトで走行する中でハミルトンだけがソフトタイヤで走行しトップタイムを縮めていく。マクラーレン勢はウルトラソフトで上位タイムを記録した。

 ロマン・グロージャンはターン9でワイドになり黄色の“バゲット縁石”を踏んでしまい、左フロントタイヤがそれが元と思われるパンクに見舞われた。11時6分にはボッタスもターン1でスピン、ケビン・マグヌッセンも11時25分にターン10でコースオフを喫する場面もあった。11時27分にはカルロス・サインツJr.も最終コーナーで、そして11時29分にはターン3でフェルスタッペンがスピンを喫している。いずれも大きなダメージには至っていないが、高速コースゆえにこうしたスピンやコースオフの場面が多々見られた。

 90分のセッションを終えてトップはハミルトンで1分5秒975で、速くもFP1から昨年の予選最速タイム1分6秒228を上回ってきた。2位にはコース復帰を果たしたフェルスタッペンが0.190秒差の僅差で続き、3位ボッタス、4位ベッテル、5位ダニエル・リカルド、6位ライコネンと3チームが入り乱れる結果となったが、この中でハミルトンだけがソフトタイヤを履き他の5車はスーパーソフトで自己ベストタイムを記録している。

 1.308秒差の7番手にはウルトラソフトのストフェル・バンドーン、フェルナンド・アロンソも同じくウルトラソストで1.535秒差の9位。8位ダニール・クビアトや10位エステバン・オコンもウルトラソフトであるため、ホンダがスペック3のICEを投入したマクラーレン・ホンダは初日から好調な仕上がりを見せていると言って良さそうだ。


[オートスポーツweb ]