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スーパーフォーミュラ第3戦富士プレビュー:金曜トップ2人に聞く「出たトコ勝負」の戦い

7/7(金) 19:30配信

オートスポーツweb

 2ラウンド3レースを終え、今週末に富士で第3戦を迎えるスーパーフォーミュラ。これまでの3レースでは3人のウイナーが誕生し、ポイント獲得ドライバーも3レースを終えたばかりにも関わらず19人中15人が入賞と、セッション中のタイム差並にランキングも拮抗している。果たして第3戦富士では、どのチーム、またはどのドライバーが抜け出すことができるのだろう。

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 3月末に行われた富士での合同テストでは、両日、VANTELIN TEAM TOM’Sの独壇場に終わった。。アンドレ・ロッテラー不在の中、平川亮、J-P.デ・オリベイラがそれぞれトムスの36号車のステアリングを握り、2日目にはコースレコード(1分22秒572)を更新する1分22秒122をマークしていた。

 ヨコハマタイヤとセットアップの進化を感じさせたが、この時のタイムは低気温でエンジンパワーが出やすい天候の影響が大きく、今回の富士で1分22秒122のタイムを越えられるかどうかは、前戦の岡山戦で越えられなかったことからも微妙なところだが、今回のターゲットタイムになることは間違いない。

 昨年の第3戦富士では、ウエットからドライに変わっていく路面コンディションの中でストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が予選でPPを獲得し、2番手に石浦宏明(P.MU / CERUMO · INGING)が付け、レースではITOCHU ENEX TEAM IMPULのオリベイラが優勝、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の3人が表彰台に上がった。

 今日の金曜走行の結果からも、タイヤの摩耗状況がドライバーごとに異なるとはいえ、関口がトップタイムをマークし、2番手に石浦と、昨年の富士の勢力図を踏襲する形となった。今回の富士でもインパル、セルモ、そしてトムスの3チームが上位を争う展開が予想されているが、金曜トップに立った関口は今週末の戦いを楽観視していない。

「岡山でいい結果が出て、その流れを今のところはキープできているとは思います。でも、明日以降は全然、分からないです。1日で勢力図が変わってしまうのが今のスーパーフォーミュラなので。前回の岡山もレース1の予選で僕がぶっちぎりのトップだったのに、レース2の予選は3番手止まり。タイムもコンマ8秒くらい違いましたからね」と関口。

 セットアップと路面コンディションのマッチングで、タイムと順位が大きく変わってしまうのが今のスーパーフォーミュラの一番、難しい部分だ。

「今日1位だったので、上位の8台くらいにいることは間違いないとは思いますけど、あとは明日の路面コンディション次第、出たトコ勝負になると思います。今はライバルや相手チームのことよりも自分の100%の走りをすることを心がけているので、とにかく自分のベストを出し切ることしか考えていないです。スーパーフォーミュラは難しいですし、毎回学ぶことがありますので」と続ける。

 金曜走行で2番手タイムをマークした石浦もまた、好順位に関わらず喜んでいる様子は見られない。

「オフのテストは雪が降りそうで、タイヤが温まるまでに6~7周かかっていたくらい寒い時期だったので、その時のテストのセットアップと同じ方向で行けるのかどうか確認しながら今日は走りました。ドライバーによってもウイングの角度やダウンフォース量が全然違ったようですし、タイヤを含めて条件が違う中で走っているので様子見という感じです」

「調子は悪くはなさそうですが(ライバルには)ちょっと負けているかなと思っています。今日も2セット目を投入したドライバー、1セットで走りきったドライバーもいるので。4~5番手という手応え。明日のフリー走行の最後にみんなニュータイヤを履くでしょうから、その時にまたいろいろ見えてくるでしょうね」

 岡山でのレース1の予選Q2ではトップの関口から1秒以内に19台中18台が入るという超接戦だっただけに、この富士でも明日の予選は僅差の戦いになることは間違いなさそうだ。その僅差の戦いを制するために、明日のフリー走行から路面コンディションに合わせた細かいセットアップの詰めが勝負どころとなる。

[オートスポーツweb ]

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