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ゼリー飲料を増産 トンボ飲料が新工場

7/7(金) 2:30配信

北國新聞社

 トンボ飲料(富山市)は、パウチ(袋状容器)入りゼリー飲料の増産に向け、同市下赤江町の本社敷地内に新工場を建設する。2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、アスリート向けの新商品発売が相次いでおり、大手飲料メーカーからの受託生産増に対応する。投資額は24億円。28日に着工、来年2月に完成し、3月稼働を目指す。

 新工場は2階建てで延べ床面積は3092平方メートル。製造部門、原料の調合室、品質管理室、原料・製品倉庫からなる。生産能力は年間3千万袋から6千万袋に倍増する。

 パウチやストロー、キャップの多様な形状に柔軟に対応できるラインを備えるほか、仕上げ工程の箱詰めでロボットを導入することで省人化を図り、コスト削減につなげる。既に認証を取得している国際的な食品安全規格「FSSC22000」に加え、将来的にはアンチ・ドーピングに関する認証取得も目指す。

 アスリートや美容向け商品の受託生産のほか、子会社のバランス(富山市)で販売する高齢者向けのエネルギー補給ゼリー飲料も生産する。

 トンボ飲料は2017年3月期の売上高が71億円でゼリー飲料の売上高比率が65%を占める。6日、富山市内で会見した翠田(みすた)章男社長は「2020年ごろまでにゼリー飲料の比率を75~80%に引き上げ、売上高100億円を目指す」と語った。

 工場の建設費用について、同社は北陸銀行を単独主幹事とする6金融機関と総額20億円のシンジケートローン(協調融資)契約を結んだ。日本政策投資銀行からは「地域元気プログラム」に基づく融資を受ける。

北國新聞社

最終更新:7/7(金) 2:30
北國新聞社