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新千歳保安委でテロ対応訓練実施 ヘリで警察犬と部隊投入

7/7(金) 18:13配信

苫小牧民報

 国土交通省新千歳空港事務所や道警、航空会社などでつくる新千歳空港保安委員会(委員長・沖津俊宗空港長)は6日、航空機を奪い取ろうとするテロリストを想定した不法侵入事案の対応訓練を同空港で実施した。道警の銃器対策部隊と警察犬をヘリコプターで投入する初の試みも盛り、本番さながらの緊張感で訓練を繰り広げた。

 不特定多数の「ソフトターゲット」を狙ったテロ対策のため、同委が定期的に取り組む。今回は31機関から約150人が参加し、空港北側の夜間駐機場で行った。

 訓練は、拳銃を持った男2人が立ち入り制限区域のフェンスを乗り越えて離陸準備中の航空機を奪い取ろうとし、失敗すると地上係員を人質として逃走を図る想定。

 今回は海上保安庁の航空機を旅客機に見立てた。ヘリから降りた警察官が瞬く間に犯人役を包囲。警察犬が一人の腕に勢いよくかみついた。犯人役を制圧後、間もなく人質を救出した。

 講評で沖津空港長は「テロ対応の手順と連携を確認できた。テロ対策は最後のとりで」と述べた。千歳署の吉川裕治署長は「テロの脅威は日本でもひとごとではない。きょうの課題を次回の訓練に反映させ、能力向上を」と期待を寄せた。

苫小牧民報

最終更新:7/7(金) 18:13
苫小牧民報