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ECB、6月会合でQEの緩和バイアス解除を協議-議事要旨

7/7(金) 1:38配信

Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)は6月の政策委員会で、必要があれば債券購入プログラムを拡大するという文言を声明から削除することを検討した。6日に公表された同月7、8両日の議事要旨が示した。

非伝統的政策措置の強化が必要になる確率が「明らかに低下した」ため、政策委は声明から量的緩和(QE)に関する緩和バイアスを削除することを検討したという。最終的には政策金利についてのみ緩和バイアスの解除を決めたが、「テールリスクが消え、経済環境は改善した。原則として、これは資産購入プログラムについても緩和バイアスの再検討を促すとの議論があった」ことを議事要旨は明らかにした。

議事要旨はまた、当局者らが非伝統的措置の解除に向けて動き出すに当たり極めて神経質になっている状況を浮き彫りにした。「コミュニケーションの微細で段階的な変化も、政策のより根本的な方向転換を示唆するものと誤解されかねないとの注意があった」とし、そうなった場合に金融環境が不適切に引き締まることに懸念を示した。

「この段階で資産購入プログラムの緩和バイアスを維持することには正当な理由があったものの、景気拡大が進む中でインフレ見通しについての自信がさらに深まれば、このバイアスの維持を巡りあらためて協議することができる」との結論に達したという。

原題:ECB Discussed Removing Easing Bias on Bond-Buying Program (1)(抜粋)

Carolynn Look

最終更新:7/7(金) 1:38
Bloomberg