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【ウィンブルドン】錦織“勝利への執念”どこへ 関係者も絶句の“異変”

7/8(土) 12:02配信

東スポWeb

【英国・ロンドン7日発】テニスのウィンブルドン選手権男子シングルス3回戦で、世界ランキング9位の錦織圭(27=日清食品)は同19位ロベルト・バウティスタ(29=スペイン)に4―6、6―7(3―7)、6―3、3―6で敗れ、2年連続の4回戦進出を逃した。

「ブレークポイントがあった中で取り切れなかった。それが一番ストレスのたまる戦いの原因になった」。試合後の錦織は力なく肩を落とした。

 過去の対戦成績は錦織の4戦全勝。誰もが勝利を予想していた。しかし錦織はチャンスを生かせず、第3セットに10回目のブレークポイントでようやく成功するなど精彩を欠いた。第4セットはブレーク発進も、すぐにブレークバックを許すとイラ立ち、最後は自滅した。4大大会で唯一8強進出の経験がないウィンブルドンであまりに残念な幕切れだった。

 ここのところ結果にかかわらず、錦織には「勝ちへの執念はどこへいったのか?」と言いたくなるような淡泊なプレーが多い。錦織を知る関係者はこう突き放す。「今の錦織見てて『頑張れ』って思う気になる? 一時期に比べたら全然ないでしょ。『オォー!』っていうテニスしてないじゃない」。かつては魅力あふれる試合をしていただけに、その姿勢を疑問視した。

 さらにコート上では“異変”も見られた。前出の関係者は2回戦を見て「あんな錦織のプレー、そうそう見たことないぐらいヒドい。フカしちゃっているじゃない。それもとんでもないところに。あんなことするなんて…」と絶句した。この日も、明らかにアウトのボールが目に付いた。繊細な技術に定評がある錦織らしくないシーンだった。

 芝のシーズンはこれで終了。今後は得意のハードコートでの戦いが始まるが、根本的な“不調”の原因を解決しない限り復活の目はなさそうだ。

最終更新:7/8(土) 12:02
東スポWeb