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池田勇太、凡ミス2打罰も首位…クラブ超過「抜き忘れた」

7/8(土) 6:04配信

デイリースポーツ

 「男子ゴルフ・長嶋茂雄招待セガサミー・カップ・第2日」(7日、北海道ザ・ノースカントリーGC=パー72)

 4位で出た昨季賞金王の池田勇太(31)=フリー=が6バーディー、1ダブルボギーの68で回り、通算10アンダーで今季初の単独首位に立った。規定より1本多い15本のクラブをキャディーバッグに入れたままスタートしたため、クラブ超過で2罰打を科されたが、バーディーラッシュで今季初優勝へ前進した。1打差の2位に小平智(Admiral)、手嶋多一(ミズノ)ら3人が続いた。

 1番で2打目を打つ際、池田はキャディーバッグにクラブが15本入っていることに気付いた。練習場で試し打ちしていた新しい3番アイアンを「使おうかどうか迷っていて(スタート前に)抜き忘れた。怒る気力もない。自分自身にずっとあきれていた」。まさかのクラブ超過。パーで上がったのに、2罰打で記録はダボだった。

 初歩的な確認を怠るという、賞金王らしからぬ失態。ただ、落ち込むどころか、悔しさもふがいなさも猛チャージに詰め込むすごみがあった。

 5番パー4で2打目を50センチに寄せてバーディーを奪った。7番パー3は1打目を80センチ、8番では2打目を1メートルに寄せ、9番では3・5メートルをねじ込んで3連続バーディー。インでも2つ伸ばして、終わってみれば単独トップに立っていた。

 ホールアウト後、池田に笑みはなかった。湧き上がる怒りを押し殺しながら「2日目でトップに立っても、最終日にトップに立てなければ意味がない」と言った。

 4月の中日クラウンズ以来、5戦ぶりの国内戦。通算16勝のうち、09年日本プロ、10年ANAオープン、11年サン・クロレラCと3度も北海道で美酒を味わってきた。「いかにバーディーを取って伸ばせるか」。自ら犯したへまは、ゲンがいい、大好きな北の大地で勝って帳消しにする。