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“不惑砲”広島・新井見えた!「45歳まで現役」ノムさん超え

7/8(土) 14:15配信

東スポWeb

 あまりにも強すぎる。セ首位の広島が7日のヤクルト戦(神宮)で、5点を追う9回に一挙6点を奪う驚異的な粘りを見せて9―8で逆転勝ち。9回二死からバックスクリーンへ、豪快な代打逆転3ランを放った新井貴浩内野手(40)には、敵地にもかかわらず「アライ」コールが鳴りやまなかった。そんな不惑の大砲の今後はどうなるのか。ネット裏からは「ノム超え」を期待する声も上がった。

 劇的な逆転劇に神宮球場の左翼スタンドが熱狂した。5点ビハインドで迎えた9回、バティスタ、菊池のソロ、松山の適時二塁打で3点を返し、なおも二死一、三塁。ここで打席に立ったのは、とっておきの男・新井だった。

 カウント2―1からの4球目、ヤクルト新守護神の小川が投じた145キロの直球を迷いなく振り抜くと、打球はぐんぐん伸び、バックスクリーンを直撃。ゆっくりと本塁を踏んだ背番号25は、敗色濃厚の試合展開の中、最後まで奇跡の逆転を信じたファンたちの大歓声に迎えられた。

「(9回は)正直、(自分に)回ってくるんじゃないかという予感はしてました」とドヤ顔で振り返った新井は、このところ6月18日のソフトバンク戦(マツダ)を最後にスタメンから遠ざかるなど、出番は減る一方。それでも「言われたところで準備するのが自分の仕事」と割り切っている。昨年、2000安打と300本塁打を達成したゲンのいい神宮球場で、またもやヒーローとなったことには「ファンの声援と(打席を回してくれた)チームメートが打たせてくれた」と満面の笑みを浮かべた。

 そんなベテランにはネット裏からも驚きの声が上がっている。本紙評論家の得津高宏氏は「あの飛距離を見ると、パワーは健在ですね。春のキャンプを見たときには、若手に交じって坂道ダッシュを平然とこなしていて“若いなあ”と思ったものですが、普通に30代半ばぐらいの体力はありますよ。40代というと、ぶくぶく太って故障持ち、打つだけで守れないし走れない…というイメージですが、そんな扱いづらさはまったく感じさせません」と感心しきり。そして「代打中心の起用になったとはいえ、何より打席で生き生きしていますし、いつでもスタメンで使える状態だと思います。この使い方なら…。ノムさん(野村克也氏)が45歳まで現役をやっているけど、そこまではできるような気がします」とエールを送った。

 ちなみに野手の最年長記録は中嶋聡(元日本ハム)の46歳。まだまだ若さあふれる新井さんには、楽しませてもらえそうだ。

最終更新:7/8(土) 14:15
東スポWeb

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