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織姫と彦星は七夕に一度 連絡がマメな夫が嫌われるナゼ

7/8(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 7日は七夕。織り姫と彦星の夫婦が1年に1度、再会が許された日だ。現代でも、なかなか会えない夫婦は少なくない。国勢調査(2010年)から推測される単身赴任のサラリーマンは全国で70万人を超える。ただし、その全員が織り姫に会うのを楽しみにしているわけではなさそうだ。食品大手「フジッコ」が、30~50代の既婚男性から単身赴任についての意識を聞いたところ、夫の3割が「うれしい」と答えている。「寂しい」と答えた人の理由も、6割は「子どもに会えないから」で、「妻に会えないから」と答えたのはたった2割。夫は元気で留守がいい――とは言うが、離れていてほっとするのは夫も同じだ。

 むしろ、妻の浮気が心配だからとマメに連絡を取ると、夫婦関係はギクシャクするという。

 男女問題研究家の山崎世美子氏が言う。

「子どものいない共働きの単身赴任の場合、夫がマメに連絡すると飽きられてしまう恐れがあります。結婚して籍に入れば、離れていても安心感が生まれます。恋愛の時とは明らかに心理状況が違う。それなのに決まり事のように連絡が来ると、妻はだんだん面倒だと思うようになります。しかも夫婦になると、相手の都合を考えないで電話をするようになりますから、『タイミングを考えて』とイライラする女性は少なくありません」

 天の川は天候が悪ければ途切れてしまう。必ず会えるとは限らない緊張感があるほうが、遠距離の夫婦も燃え上がる。

「ポイントはルールをつくらないこと。ラインの『おはよう』と『おやすみ』も、義務にすれば苦痛になる日が来ます。連絡は気が向いた時で十分。電話は、保険の手続きとか電気料金の引き落としとか、週1、2回、用事があるときにする。『何しているんだろう?』と少し心配に思わせるくらいのほうが妻の気持ちをかき立てます」(山崎氏)

 ただし、家にはこまめに帰ること。不動産情報サービスの調査では、単身赴任者の自宅に帰る頻度が最も多いのが月1回だったが、「関係性を維持するために月2、3回は帰りましょう。普段、連絡がない分、積もる話があって盛り上がるはずです」(山崎氏)。

 ベタベタしないほうがうまくいく。