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ロジャース加入で出番減必至…若虎“総崩れ”の危険な兆候

7/8(土) 12:03配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「(名前の)呼ばれ方は、アメリカ時代にチームメートにつけられた『パンダ』でもいい」

 阪神の新助っ人・ロジャース(29=パイレーツ3A)が入団会見。ちゃめっ気タップリにリップサービスをしたかと思えば、「非常に興奮している。早くプレーしたい」と会見後に早速、二軍の鳴尾浜へ移動。フリー打撃で快音を響かせると、本職の一塁ノックで汗を流した。

 早ければ球宴後にも一軍に合流するという新助っ人。これに危機感を募らせているのが、同じ一塁を守る中谷(24)と原口(25)だ。6日のDeNA戦では揃って本塁打を放って存在感をアピールしたものの、2人はこの日の巨人戦ではともに4タコだった。

 阪神は2位をキープしながら、首位広島とは8ゲーム差。3位DeNAに2ゲーム差に迫られているのは、チーム打率・242の貧打が原因だ。中谷、原口に限らず、高山(24)や北條(22)、江越(24)ら若手がもっと成長していれば、ロジャースを取りにいくことはなかったのかもしれない。ある阪神OBがこう言う。

■オフにはFA中田も

「金本監督は昨年、『超変革』のチームスローガンを掲げて若手育成に力を入れるようになったが、勝ちにこだわるフロントの補強によって彼らが死んでいくようでは、真弓、和田監督時代と同じ。チームとしては危険な兆候です。今季はFAで糸井が加入し、江越、緒方ら若手のチャンスが減った。北條は実力不足で二軍落ちしたが、ロジャースの加入で中谷、原口の出番は確実に減る。しかも、今オフには国内FA権を取得予定の日本ハムの中田の獲得に乗り出す可能性もある。中田は一塁だけでなく、以前は左翼もやっていた。金本監督が『ウカウカしていられない』と言っている高山にしても、来季はどうなるかわかりませんよ」

「金本チルドレン」は総崩れとなるのか……。