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高崎ビューホテル解体回避 ココパルクに譲渡、基本合意書 群馬

7/8(土) 7:55配信

産経新聞

 年内で営業を終了すると公表されていた高崎ビューホテル(高崎市柳川町)について7日、日本ビューホテル(東京都台東区、遠藤由明社長)と洋生菓子製造販売のドンレミーのグループ企業ココパルク(高崎市東町、木本高一朗社長)が、ホテル事業を譲渡する基本合意書を締結した。

 高崎ビューホテルは1月、県内大型施設の耐震診断で倒壊の恐れが指摘され、補強工事や建て替えなどを検討したが収益性が見込めないとして閉鎖し、建物を取り壊し土地を売却する方針が公表されていた。

 閉鎖発表に高崎市は「ゆゆしき問題」と複数の企業に事業継続を打診、最終的にココパルクが引き受けた。同グループでは木本製菓がホテル「ココ・グラン高崎」などを運営、ココパルクは市内で駐車場の運営管理を行っている。

 市によると、譲渡対象は高崎ビューホテルの事業および事業継続に必要な資産などで譲渡価額は今後、協議する。ホテル営業は来年元日からスムーズに継続され、社員・パートなど従業員140人についても希望者は雇用を継続する。本契約は12月ごろの予定。耐震補強が必要なため市は国の助成を求め陳情していく。

 運営は、ココパルク単独か高崎商工会議所の会員有志が出資し新たな運営会社を立ち上げるか、検討の余地が残されているという。

 高崎市役所で7日、行われた締結には富岡賢治市長も立会人として出席。「ホテルが継承されることになり安心した。高崎の発展に水を差される話だったが、心ある地元経済人のおかげで、感謝している」とコメント。木本社長は「高崎ビューホテルは多くの市民や企業に親しまれてきた。この精神を引き継ぎ、地域経済に影響が出ないよう、市と協議を進めながら継承していきたい」とした。

最終更新:7/8(土) 7:55
産経新聞