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阪神・金本監督、打線「責められない」…Gマイコラスに完敗宣言

7/8(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、阪神1-5巨人、11回戦、巨人6勝5敗、7日、甲子園)まったく歯が立たなかった。150キロを超える直球、鋭く曲がるスライダー、そしてドロンとしたカーブに翻弄された。六回までに灯したHランプは一回の上本のソロのみ。金本監督はときおり苦笑いを浮かべながら、珍しく白旗をあげた。

 「きょうのマイコラスはね、ちょっとね…。皆さん見てわかるように、今年対戦した投手の中で一番よかったんじゃないですかね。あんなキレキレをみせられるとね…」

 マイコラスとは今季3度目の対戦だった。4月21日の東京ドームでは6回7安打4得点と攻略。8度目にして初めて土をつけ、嫌なイメージを払しょくしていたはずだったが…。それ以上に右腕の状態がよかった。

 チャンスというチャンスは、糸井と福留の連打が飛び出した3点を追う七回無死一、二塁だけ。そこで1点でも返していれば試合の流れは変わったが…。中谷が二飛、原口が左飛、糸原が中飛。舞洲で開催されたドリームズ・カム・トゥルーの花火大会が左翼後方にみえていたが、甲子園でもポンポンと…。特に中谷と原口は前日6日のDeNA戦(横浜)で2者連続アーチを放ち、勝利に貢献。2試合連続でのスタメンを勝ち取ったが、そろってノーヒット。どうしても続かない。

 中谷は「しっかり打たないといけないので頑張ります」、原口も「結果がすべてです」と悔しさをにじませた。

 指揮官は「ある意味、きょうは難しかったな、と思えるし。きょうは打線は僕は責められないと思いますね」と話すと同時に、勝利と育成という二兎を追う難しさを口にした。「昨日打ったからといって、そんなすんなりいかないのが育成というかね。そんな簡単にはいかないでしょうし。やっぱり打者はああいう球を打てるように練習してほしい。ちょっと甘く入った球とか、チェンジアップとかでも」。

 成長途上は、わかっている。だからこそ責めはしなかったが、完敗宣言だけでは、もちろん終われない。今季の伝統の一戦は5勝6敗と負けが先行。首位広島とは8差。チームも打線もジリ貧傾向を今こそ、止めたい。