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米軍、THAAD迎撃実験へ 北朝鮮ICBM発射に対抗

7/8(土) 9:20配信

朝日新聞デジタル

 米軍が近く、高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)の迎撃実験をすることがわかった。米ミサイル防衛局当局者が7日、明らかにした。北朝鮮が、米本土の攻撃につながる大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受けた措置とみられ、防衛力を強化する狙いがある。

 トランプ政権は北朝鮮からのミサイル防衛の柱とするTHAADの韓国への配備を進めているが、文在寅(ムンジェイン)政権は慎重な姿勢を見せている。迎撃実験を通じて、米軍が目指す年内の配備完了を推し進める狙いもありそうだ。

 ミサイル防衛局当局者によると、今月上旬にアラスカ州・コディアック島にあるミサイル関連基地で実施する。模擬の中距離弾道ミサイルを追跡してTHAADで迎撃する計画だ。

 米軍は5月末、初めてのICBMを想定した迎撃実験を実施している。米軍としては、高まる北朝鮮の弾道ミサイルの脅威に対抗するため、重層的なミサイル防衛システムを確立したい考えだ。(ワシントン=峯村健司)

朝日新聞社