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飛鳥乃湯泉「道後湯帳」が完成 特別浴室に着たまま入浴 愛媛

7/8(土) 7:55配信

産経新聞

 道後温泉別館として9月に開館する松山市の温浴施設「飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」の特別浴室で入浴時に使用できる「道後湯帳(ゆちょう)」が完成し、同施設指定管理者の道後コンソーシアムの三好隆副理事長たちが6日、松山市役所を訪れ野志克仁市長に披露した。

 湯帳は浴衣の原型とされ、身分の高い人が入浴時に着用したと考えられている。開発された道後湯帳はポリエステル製。着たまま入浴するため、水を吸わずべとつきにくい、湯上がり後に寒くならない、肌が透けにくい-といった課題を克服し、桃色、紫色、緑色の3種を用意した。道後温泉本館の皇室専用浴場「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した「飛鳥乃湯泉」特別浴室で使用される。

 市役所を訪れたのは、三好副理事長と「道後湯帳」を共同開発した道後温泉誇れるまちづくり推進協議会の宮崎光彦会長、帝人フロンティア(大阪府)の日光信二社長。宮崎会長は「飛鳥乃湯泉で古代を感じてほしい。手術の痕が気になる方、外国人観光客も入浴を楽しんでいただけます」と話した。日野社長は「松山は帝人グループの繊維研究、生産の中核拠点。(道後湯帳は)約5年の歳月をかけて開発したわが社の技術の結晶です」と説明した。

 同社はこの技術を活用し、外国人向けや、乳がん患者向けなどの湯帳を展開する予定という。

最終更新:7/8(土) 7:55
産経新聞