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大統領選めぐり意味不明ツイート=「外交に集中を」と批判の声―トランプ氏

7/8(土) 9:02配信

時事通信

 【ワシントン時事】20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれているドイツを訪問中のトランプ米大統領は7日、ロシアのプーチン大統領との会談に先立って、昨年の米大統領選の民主党候補クリントン氏の陣営を中傷する言葉をツイッターに書き込んだ。

 内容は意味不明で、米国では首脳外交に集中すべきだと批判の声が上がっている。

 大統領選ではクリントン陣営のポデスタ選対本部長(当時)や民主党全国委員会のメールがインターネット上に流出。連邦捜査局(FBI)が民主党にサーバーの提供を求めたが、拒否された経緯がある。米情報機関の間では、メールを流出させたのはロシア政府だと目されている。

 ロシア疑惑の矛先を自分からそらすためか、トランプ氏はこの話題をツイッターで取り上げ、「ここではみんなが、なぜポデスタはFBIとCIA(中央情報局)に民主党全国委員会のサーバーを渡すのを拒んだかと話している。みっともない!」と投稿した。

 しかし、このツイートは突っ込みどころ満載だ。まず民主党にサーバーを求めたのはFBIで、CIAは無関係。選対幹部のポデスタ氏に民主党への要請を断る権限はない。ワシントン・ポスト紙は「仮に外国首脳がロシア疑惑の話をしているとしても、話題が細か過ぎる」と疑問視する。

 妻と車で米国横断中だったというポデスタ氏はポスト紙に急きょ寄稿し、「私がG20で話題になるとは本当に驚いた。本当に? みんなが?」と皮肉たっぷり。「トランプ氏には米国を代表する仕事があるのに、携帯電話にくぎ付けになっている。本当に悲しいことだ」とこき下ろした。 

最終更新:7/8(土) 12:59
時事通信