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【2歳勝ち馬診断】奥を感じさせるナムラバンザイ…課題は気性面か

7/8(土) 21:51配信

スポーツ報知

【ナムラバンザイ(牡、栗東・目野哲也厩舎)、父ヨハネスブルグ、母ソアリングピアス、馬トクPOG指名者数5人】

 8日の中京1Rの2歳未勝利(芝1200メートル、10頭立て)はナムラバンザイ(牡、栗東・目野哲也厩舎=ヨハネスブルグ産駒)が逃げたジュンドリームの2番手追走から、残り200メートル過ぎにかわして、ゴールでは1馬身1/4差。デビュー2戦目で初勝利を飾った。勝ち時計は1分9秒4。

 国分優は「怖がりなので包まれるのが嫌だったが、2番手でしっかり走っていた。いいスピードと体の柔らかみがある」と評価した。

 父は、これで世代4頭目の勝ち上がり。国内供用初年度(2011年生まれ)からネロ(16年京阪杯)、ホウライアキコ(13年小倉2歳S、デイリー杯2歳S)、フクノドリーム(13年エーデルワイス賞)を出し、好スタートを切ったが、2、3年目は産駒が少なく、繁殖牝馬のレベルも高くなかった。

 前述3頭が重賞で結果を残したのが2013年。すぐ生産界が反応し、翌14年に種付け、15年に生まれたのが今年の2歳世代にあたる。繁殖の水準、頭数とも大幅にアップ。この進撃は偶然ではない。すでに新馬勝ちした3頭、プレトリア(3代母スカーレットブーケ)、テンクウ(イブキ弟)、タイセイプライド(フクノドリーム弟)は、それぞれ一本筋が通った母系出身。祖母がエアウイングス(阪神牝馬特別)の本馬も、まだ奥を感じさせる。

 今後は小倉2歳S(9月3日、小倉・芝1200メートル)を目標。412キロの馬体はもう少し幅が出れば…。あとは、産駒が勝つたびに課題として挙がる「気性」が、どう振れるか。課題はその2つ。(大上 賢一郎)

最終更新:7/8(土) 21:59
スポーツ報知

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