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【山梨】身延、低評価覆した3年ぶり夏1勝

7/9(日) 8:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権山梨大会▽1回戦 甲府西2―6身延(8日・山日YBS球場)

 3年ぶりの夏1勝を挙げた身延に、うれしいハプニングが起こった。6―2で難敵・甲府西を破って初戦突破。3年生にとっては初の校歌を熱唱中、当初は歌詞の「1番」で終了予定だったが、様子がなんだか違った。

 応援席から流れてきた同校吹奏楽部の演奏は2番、3番まで続き、阿部貴大主将は「打ち合わせと違っていて…」と慣れないセレモニーに苦笑い。それでも、選手は演奏3番の途中で一斉に応援席前まで駆け出すと「勝って、みんなに恩返しできた。長い校歌も気持ちいい。結果オーライです」と満面の笑みを浮かべた。

 初戦に向け、発奮材料があった。ある新聞の大会展望で2回戦の注目カードとして、甲府商とこの日戦った甲府西が紹介されていた。中山賢人監督(27)は「開幕前から(負けが予想されて)悔しかったので」と紙面コピーを選手に配布。身延ナインは「この予想をひっくり返そう」と団結し、決戦に臨んでいた。

 初回、甲府西の好右腕・辻に、1番・田中元貴の右翼への二塁打など3長短打を浴びせて3点先取。一気に攻略した。阿部主将は「いい勝ち方。この勢いで次も戦う」と会心の白星をかみしめた。(小沼 春彦)

最終更新:7/9(日) 8:20
スポーツ報知