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【栃木】G戦士・松崎啄也の弟、宇都宮白楊・純也がコールド発進

7/9(日) 6:42配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権栃木大会 ▽1回戦 宇都宮白楊15―4鹿沼東=6回コールド=(8日・栃木市総合運動公園)

【写真】2年目の巨人・松崎啄也捕手はBC栃木戦でサイクル安打を達成

 17都府県で開幕し、栃木大会では巨人・松崎啄也捕手(25)の弟で宇都宮白楊の4番・純也捕手(3年)が、兄から譲り受けたバットを封印しながら1安打1打点で6回コールド発進に導いた。

 じりじりと日差しが照りつける中、チームの勢いに乗ったタイムリーだ。6点リードの4回無死二、三塁、主砲の松崎が中堅左に適時打を放った。「ほっとした」。3打数1安打1打点でチームに貢献し、宇都宮白楊が3年連続の初戦突破を果たした。

 作新学院出身の兄は、15年ドラフト8位で巨人に入団。弟の純也は、兄の思いを背負って打席に立っていた。今年3月に「頑張ってこい」と、09年夏に「4番・捕手」だった兄が使っていたバットを受け取った。「最後の夏なので、精いっぱいやりきってほしい」と願いがこめられた最高のプレゼントだ。この日の試合では使用しなかったが、兄の思いは十分に伝わっていた。

 「普段はあまりしゃべらないんですけどね」と言うが、父の孝行さん(50)は「2人はとても仲が良い」と話す。8歳も離れているが、オフで兄が帰ってきたときには自然と野球の話になるという。

 野球を始めるきっかけになった兄はもちろん「あこがれです」。幼い頃から啄也の野球をする姿を見に行っていた。「高校3年間、部活の練習から帰ってきてから、さらに走り込みをしていた。その継続力がすごい」。その大切さを3年生になって痛感した。「1、2年の頃は自分に甘かった」と後悔し、同時に兄のすごさを知った。

 次は14日の小山北桜戦。ここで負けてはいられない。目指すは偉大な兄・啄也と同じ舞台、甲子園だ。(生澤 英里香)

最終更新:7/9(日) 8:02
スポーツ報知