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大坂なおみ「学ぶべき収穫あった」 憧れのビーナスに無念の敗戦

7/8(土) 10:37配信

産経新聞

 【ウィンブルドン=岡部伸】3回戦でビーナス・ウィリアムズと初対戦した初出場の大坂なおみは、強烈なサーブとフォアハンドを武器に5度の優勝を誇るビーナスを存分に苦しめた。敗れたものの、「憧れのビーナスとの対戦は夢だった。彼女から学ぶべき収穫がたくさんあった」と満足そうに笑顔を見せた。

 大阪市生まれの大坂は、ハイチ出身の父と日本人の母とともに幼い頃アメリカへ渡った。3歳の頃、ウィリアムズ姉妹に憧れ、靱公園コートでテニスを始めた。

 初めての対決では時速200キロの高速サーブを決め、エースを8本も奪う互角の闘いを演じた。だが、「どんな時も心をかき乱すことなく平然とプレー」するビーナスに「大きく勉強になった」と言い切る。

 というのは、第4ゲームでブレークを許しながら、第7ゲームでブレークバックに突入した第1セット。3ポイント先行したが、反撃にあって7ポイント連取され、セットを落とした。ここで、相手とは反対に「平常心を失って心が動揺した」と明かす。第2セットも第7ゲームにブレークを許すとそのまま無念の3回戦敗退となった。

 試合後、ビーナスは「彼女(大坂)は素晴らしいテニスを行った。すでに自分のスタイルを持ったプレーヤー」とたたえた。大坂は「尊敬するビーナスとの対戦は人生で最も重要な試合だった。負けたからこそ、多くのことを彼女から学べる。ベストは尽くした」と振り返った。プレーの幅を大きく広げる一戦となった。

最終更新:7/8(土) 10:37
産経新聞