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【外信コラム】文在寅大統領、自分の国の表記間違ったのに…

7/8(土) 15:44配信

産経新聞

 語学留学した1970年代の話でソウルの街に「美人会話」という看板をよく見かけた。「美人の女性が韓国語会話でも教えてくれるのかしら?」と思っていたら、実はアメリカ人による英語会話教室のことだった。韓国ではアメリカのことを「ミグク」といい、漢字では中国と同じく「米国」ではなく「美国」と書く。だから米国人は「美人」なのだ。

 ところで先ごろ訪米した文在寅大統領がホワイトハウスで芳名録にハングルでサインした際、「デハンミングク(大韓民国)大統領」と書くところを誤って「デハンミグク」と書いたことが話題になった。これだと「大韓美国」になってしまうからだ。当初、米韓同盟や対米親密を強調する意図的な“誤記”ではないかなどと善意の解釈もあったが、真相は単なる書き損ないだった。

 これが朴槿恵・前大統領など保守政権の大統領だったら野党はもちろんマスコミなど世論から「外国に出かけて自分の国の表記を間違うとはとんでもない!」「屈辱的!」などといって袋だたきに遭っただろう。

 ところが「大統領の単純ミスでした」で終わってしまった。実に甘い? 文在寅大統領は就任から2カ月しかたっていないせいか、ことほどさように“ご祝儀相場”はまだ続いている(黒田勝弘「ソウルからヨボセヨ」)

最終更新:7/8(土) 15:44
産経新聞