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白山と育む文化未来へ 郡上市で開山1300年記念シンポ

7/8(土) 9:05配信

岐阜新聞Web

◆信仰や森林活用住民が意義語る
 白山開山1300年記念「山の日」シンポジウムin郡上(岐阜県、郡上市主催)が7日、同市八幡町島谷の市総合文化センターで開かれ、県民ら約700人が講演やパネルディスカッションを通して山と人との共生について考えを深めた。
 市民のほか、岐阜農林、加茂農林、郡上高校の生徒約320人も聴講した。「白山の自然と文化の伝承」をテーマにしたパネルディスカッションでは、県立森林文化アカデミーの涌井史郎学長がコーディネーターを務め、山と関わりながら生きる4人が登壇した。
 白山の麓にある同市白鳥町石徹白地区の地域づくり協議会長の石徹白隼人さんは、白山信仰や自然とともに生きる石徹白の暮らしに触れ、「地域独特の文化が育まれてきた」と述べ「人口300人足らずの地区だが、移住者が増えている」と地域の希望を語った。
 NPO法人環白山保護利用管理協会の曽我隆行副理事長は、自ら写真撮影を通して「岐阜の白山」の発信を続けてきたことや、石徹白の住民が主体となって行う清掃登山活動を紹介した。郡上割り箸社長の小森胤樹さんは森林活用の観点で、郡上木履(もくり)代表の諸橋有斗さんは郡上産材を使ったげた作りについて、思いや意義を語った。
 パネルディスカッションに先立ち、涌井学長の記念講演や白山ユネスコエコパークについての特別講演もあった。

岐阜新聞社

最終更新:7/8(土) 11:26
岐阜新聞Web