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お酒の強さで分かる!? 体質と健康リスク

7/8(土) 17:45配信

All About

◆飲酒と骨折リスクの相関関係……飲めない人は骨折しやすい?

これまで、お酒を飲む女性は男性よりもお酒に対する健康管理に注意が必要だと言われていましたが、飲めない女性についてはさほど大きなリスクがあるとは言われていませんでした。そのため、飲めない女性は友達と居酒屋へ行って少し居心地が悪い思いをしながらも、お酒と健康についてはあまり気にしてこなかったように思います。

ところが、先日「お酒が飲めない人は骨粗しょう症と骨折のリスクが高くなるので注意をしたほうがよい(※1)」という論文がニュースに取り上げられ、話題になりました。実は、この話は以前から知られていて、日本人女性を対象とした研究でも同様のデータは出ていましたが、なぜか、今まであまり大きな話題として取り上げられることはありませんでした。

お酒が飲めない女性にとっては、お酒が飲めないというだけでもコミュニケーションがとりづらいのに、さらに骨粗しょう症のリスクまで高いなんて……と、ガッカリした人も多かったのではないかと思います。

骨粗しょう症は年齢を重ねた女性にとっては大問題。骨がもろくなり、大腿骨骨折などをすれば寝たきりになってしまうリスクも上がります。これはどう対策をすればよいのでしょうか?

◆アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)が教える骨折リスク

前述の論文に書かれていることを箇条書きにしてみます。

1.アルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)と呼ばれる酵素があること
2.この酵素はアルコールを分解する際に出る有害物質であるアセトアルデヒドを酢酸に分解するはたらきを持つ
3.この酵素の働きが弱かったり、酵素を作り出すことのできない人はアルコールに弱い。
4.この酵素が弱かったり、作り出せない人はモンゴロイド(日本人を含む)の約半数。
5.こういった人たちは骨粗しょう症や骨折のリスクが2倍高い。致命的に飲めない人だけでなく、お酒を飲むと顔が赤くなると感じている人も要注意。

この論文だけを読むと、お酒が飲めない人の中には「骨粗しょう症はイヤだから、ムリしてでもお酒を飲んだ方がよいということ?」と思った人もいるかもしれません。しかし、「女性はたくさんお酒を飲まないほうがよい」というのが定説になっています。なぜでしょうか?

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最終更新:7/8(土) 17:45
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