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ベーシックインカムって実際どうなの? 受け取った5人の証言

7/8(土) 7:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ベーシックインカムが注目を集めている。

分かりやすく言うと、生きているだけでお金がもらえるこの制度は、極めて直接的、かつ何らかの利害に左右されることなく富の不平等を減らし、人々を貧困から救い、人生の満足度を向上させるというアイデアから生まれた。

【画像】ベーシックインカムを受け取った5人

ベーシックインカムは、フィンランド、アメリカ、ケニアなど数多くの国で検証実験が行われている。さらに多くの実験が今年中に開始される予定だ。

実際に現金の支給を受けた人たちの証言を聞いてみよう。

ニューオーリンズ在住のライター、スコット・サンテンス

スコット・サンテンス(Scott Santens)は、おそらく誰よりもベーシックインカムを支持している。2015年から、「Patreon」というクラウドファンディングサイトを通して月1000ドル(約11万円)の寄付金を受け取っている。

ベーシックインカムの最大のメリットは、新たな自由を手に入れることができたことだとサンテンスは語った。つまり、自分が楽しいと思える仕事に集中でき、さらに急な出費にも対応できるという安心感を得ることができた。また、お金にまつわる公的な信用の不均衡を是正することができるとサンテンスは述べた。

「ベーシックインカムは、信用が不均衡に分配されている現代のシステムに注目し、誰もが最低限の信用を与えられるべきだとするものだ。なぜなら、我々が今使っているシステム ー 紙幣で信用を測り、分配するシステムには致命的な欠陥があるからだ」とサンテンスはBusiness Insiderの取材に答えた。

ケニアの日雇い労働者、フィリップ

その名の通り、GiveDirectlyは過去数年間にわたって、東アフリカの人たちに現金を送り続けている組織だ。昨年秋、GiveDirectlyはこの先12年をかけて、6000人にベーシックインカムを支給する、より大きな検証実験のトライアルを開始した。今年後半から本格的に開始される予定だ。

受給者の多くは教育をほとんど受けておらず、肉体労働に従事している。32歳のフィリップ(Philip)は、最初に99ドルを受け取り、その数カ月後に491ドルを受け取った。これはケニアのほとんどの人たちが、1年半をかけて働いて得られる金額よりも多い。フィリップは家を建てた。

「良い人生を送るという希望を失っていました。でも、もう二度と借家に住まなくて済む」とフィリップは語った。

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