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<ヒアリ>千葉県、駆除餌を設置 千葉港で対策強化

7/8(土) 10:50配信

千葉日報オンライン

 南米原産で強い毒を持つ「ヒアリ」が関西や東京都の港で見つかったことを受け、千葉県は7日、千葉市中央区の千葉港のコンテナターミナルに、駆除用の殺虫餌約200個を設置した。県内でヒアリは確認されていないが、対策を強化した。

 殺虫餌は「ベイト剤」と呼ばれ、餌を巣に持ち帰って仲間と共有するアリの習性を利用し、全滅を図る仕組み。環境省出先機関の関東地方環境事務所(さいたま市)から借り受け、県職員と港の利用業者組合員計約10人が協力し、約8ヘクタールの範囲に設置した。今後、県としての備蓄も検討する。

 ヒアリは、中国で積み込まれて東京・品川区の大井ふ頭で陸揚げされたコンテナなどから見つかっており、中国との定期貨物航路を持つ千葉港は対策強化を国から求められた。

 大井でヒアリが見つかったコンテナの中にあった積み荷は、君津市内で荷主が取り出したことが判明済み。同省は近く同市内で、県や市と追跡調査を行うが、日程は公表しないという。