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高良健吾の“人生を変えた”廣木監督!2人の歩んできた軌跡を振り返る!

7/8(土) 7:10配信

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幅広いジャンルに対応する演技力と存在感で、今や日本映画に欠かせない俳優の一人となった高良健吾。2016年は4本の映画出演に加え、月9ドラマやNHK連続テレビ小説、テレビCMへの出演など、活躍の場はお茶の間にも広がっています。

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そんな売れっ子俳優となった彼が、未だに敬愛してやまない映画監督がいます。その人こそ、『彼女の人生は間違いじゃない』(7月15日公開)で実に5度目のタッグを組む廣木隆一監督。『ストロボ・エッジ』(2015年)や『PとJK』(2017年)といった人気作を手がける廣木監督ですが、なぜ高良は廣木の作品に出演し続けるのでしょうか? これまでの軌跡を振り返りながら、考察してみました。

高校生の高良健吾に「お前のやることが正解だ」とゲキ!

高良がこれまで出演してきた廣木作品は、2007年の『M』から順番に『僕らは歩く、ただそれだけ』(2009年)、『雷桜』(2010年)、そして主演作の『軽蔑』(2011年)の4本。特にデビューしたてで挑んだ『M』は馳星周の同名短編集が原作。ヤクザに騙され売春を強要される人妻の複雑な心理を描く同作で、彼が演じたのは父親殺しの過去をもつ新聞配達員。当時18歳だった高良には、重すぎるテーマだったかもしれません。

故郷の熊本から上京し俳優デビューはしていたものの、まだまだ出演本数の少ない駆け出しだった高良。少し幼さが残る彼に、廣木監督はこんな言葉をかけたそうです。「お前の18年間が必要でお前を選んだのだから、お前がやることが正解だ」。存在と演技を全肯定するような監督からの励ましの言葉が、彼の背中を押したのは言うまでもありません。

待望の主演映画での強烈なダメ出しとクランクアップで流した涙…

芥川賞作家・中上健次の同名小説が原作の『軽蔑』。東京で賭博に明け暮れる名家出身のカズとポールダンサーの真知子との苛烈な愛を描いたこの映画で、高良は主人公のカズを演じています。

本作には多くの長回しシーンが登場しますが、撮影最終日に映画の中でとても重要になる長回しシーンの撮影が行われました。高良はヒロイン役の鈴木杏とともに、リハーサルでさまざまな演技プランを試しますが、廣木監督からは「全然ダメ」「なんでそこでそう動くの?」と厳しい演技指導が……。通常であればリハーサル後に撮影に入るところが、その時ばかりは、一度俳優が待機する部屋まで戻されたそうです。

そんな監督からの厳しい要求に応え、無事クランクアップを迎えた時、高良は大変な現場から解放されるという思いと、撮影が終わってしまう寂しさ、達成感から自然と涙を流したそうです。2012年にはこの映画での演技が高く評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。23歳で体験したこの試練は、彼の俳優人生になくてはならないものだったのかもしれません。

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最終更新:7/8(土) 7:10
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