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青森県の風力発電 設備容量9年連続日本一

7/8(土) 11:37配信

デーリー東北新聞社

 青森県内に立地する風力発電施設の設備容量は2016年度末で38万5263キロワットに上り、9年連続で全国1位だったことが、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の集計で分かった。

 本年度から風車の定期検査制度がスタートし、県は県内企業の参入を一層促したい考え。一方、発電した電気を受け入れる送電網の整備が追い付かなかったり、施設の運転開始に必要な環境影響評価(アセスメント)が長引いたりする影響で、近年の新規立地は踊り場に差し掛かっている。

 全国の上位は青森県に続き、秋田県が35万5151キロワット、北海道が35万2945キロワット、鹿児島県が26万1005キロワットなど。

 NEDOによると、青森県内で新たに加わったのは、電源開発の完全子会社が大間町で昨年5月に稼働させた9基の計1万9500キロワット。県内の設置基数は、北海道(304基)に次いで全国2位の239基。全国では2203基で計335万6644キロワットに達した。

 県エネルギー開発振興課の平松健課長は「送電網整備と発電制御技術の両面が今後重要になる」と述べ、今回の結果については「県内でも関連産業に進出できる環境づくりを進めたい」と話した。