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米林宏昌監督、ジブリ超え「おこがましい」が「乗り越えていければ」

7/8(土) 15:17配信

ぴあ映画生活

スタジオジブリ出身のクリエイターが集結した『メアリと魔女の花』が7月8日、全国458スクリーンで封切られ、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で、メガホンを執る米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)をはじめ、杉咲花、神木隆之介、小日向文世、佐藤二朗、渡辺えり、大竹しのぶ、プロデューサーの西村義明が初日舞台あいさつに立った。

『メアリと魔女の花』舞台あいさつ/その他の写真

イギリスの児童文学を原作に、米林監督らがスタジオポノック第一回長編作品として完成させたファンタジー。天真爛漫だけど失敗ばかりのメアリが、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”と出会い、魔法界と人間界を巻き込む大冒険を繰り広げる。

ジブリを退社し、ゼロからの長編アニメ制作を経験した米林監督は「スケジュールも遅れていたので、ラストスパートは現場が一丸となって、寝ずに全力で完成させた。いろんな皆さんの力のおかげです」と公開初日に感無量の表情。

司会者から「ジブリ超えが期待されている」と水を向けられると、「そんなことを言うのは、おこがましい。ですが、宮崎駿監督から多くを学んだスタジオジブリを乗り越えていければという気持ち」と作品への思いを語った。

ヒロインを演じた杉咲は、「ご一緒した取材で、監督はよく『ジブリという魔法が解けて』とおっしゃっていましたが、私はこの世界にスタジオポノックという新たな魔法が生まれたと思っています」と米林監督に感謝を伝え、「私はこの映画が大好きです。ここ(映画)に戻って来れば、いつでも力をもらえるんじゃないかと思える、自分にとっての希望ができました。米林監督は魔法を持っている」としみじみ語った。

『メアリと魔女の花』
公開中

取材・文・写真:内田 涼

最終更新:7/8(土) 15:17
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