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孫娘に交際迫った男、祖母刺し死亡 岡山、殺人未遂容疑で書類送検へ

7/8(土) 12:16配信

山陽新聞デジタル

 7日午後5時45分ごろ、岡山県高梁市の20代女性から「知り合いの男が家から出てきて、南へ走って逃げた」と110番があった。駆け付けた高梁署員が女性宅の寝室で、女性の祖母(82)が首や脇腹を切られ、倒れているのを見つけた。祖母は重傷のもよう。

 同署は女性の話から、逃げたのは福山市、職業不詳の男(21)とみて行方を追っていたところ、約15分後、高梁市内の橋で「人が飛び降りた」と通行人から110番があり、男を発見。心肺停止状態で同市内の病院に運ばれ、約1時間後に死亡が確認された。

 同署によると、男は同日午後2時半~5時40分ごろ、女性宅に侵入。帰宅した祖母の首付近を果物ナイフのようなもので切り、「孫娘のために死んでもらう」などと言いながら脇腹付近を複数回刺した。女性は自宅に入ろうとした際、祖母に「逃げて」と言われ、自分の車に隠れていた。高梁市内の路上でナイフが見つかっており、凶器かどうか調べている。

 岡山県警捜査1課によると、女性は2013年から、男に一方的に交際を迫られているとして同署に相談。今年に入り、女性が不安に感じる内容のメールが男から共通の知人に送られたため、3月に県警が女性の自宅に防犯カメラを設置するなどした。ストーカー規制法に基づく警告や禁止命令は出されていなかった。

 岡山県警は殺人未遂容疑で男を容疑者死亡のまま書類送検する方針。