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長瀬智也は自分貫く表現者「誰かと比べようと思っていない」

7/8(土) 14:00配信

スポーツ報知

主演ドラマ「ごめん、愛してる」9日スタート

 TOKIOの長瀬智也(38)が主演するTBS系日曜劇場「ごめん、愛してる」(後9時)が、9日にスタートする。04年に韓国で放送され、ヒットした恋愛ドラマのリメイク版。長瀬が本格ラブストーリーを演じるのは「ラブとエロス」(98年、TBS系)以来19年ぶりだが、人間くさく真正面からキャラクターを作り上げる姿はどの作品にも共通する。自分を「役者じゃない」と言い切る心の奥底にあるものとは―。一人の「表現者」として、飾らない思いをさらけ出した。

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役者じゃない

 「本当に求める人がいないんだろうなと思っていましたけど。でも、今回も“ラブ”というところに特化している作品が19年ぶりというだけ」。久々の本格ラブストーリーでも自分のスタイルを貫くだけだ。

 「コメディーをやるときでも、どうやったら、ここはバカみたいになるかなとか、どうやったら、いろんな人がやってきたものじゃないオリジナルの表現になるのか。概念をぶち壊そうとしてきて、それと同じようなことを今もやっているという感じですね」

 共演は、ヒロインの吉岡里帆(24)や坂口健太郎(25)ら若手のほか、「Dearウーマンスペシャル」(97年、TBS系)以来の共演となる大竹しのぶ(59)ら。クランクインから1か月が経過したが、いい空気感の中で撮影に臨んでいるという。

 「健太郎くんと里帆ちゃんは初めてですけど、素晴らしいですよ。それまでの活躍もちょいちょい見たりしていたので、なるほどな、という感じですね」
 今回挑むのは、韓国ドラマのリメイクだ。「冬のソナタ」を超えるヒットとなった作品だが、長瀬は新たなドラマを作り出そうと意欲に燃えている。

 「リメイクというより、僕はオマージュだと思っている。10年以上前の韓国の原作ですけど、文化もインターネット事情も、SNSも今とは違う。原作のメッセージを、自分たちがちゃんと握りしめながら自分たちは自分たちらしくやるということだと思う」

 TOKIOのボーカルとしてCDデビューする前年の93年に「ツインズ教師」(テレビ朝日系)に出演してから四半世紀近く。ほとんど毎年欠かさずドラマに出演してきたが、「自分は役者じゃない」と言い切る。

 「役者じゃないからこそ、今までもできてきた気がする。僕の場合は主演でやらせてもらうのがほとんど。自分というキャラクターを使って、このメッセージを伝えるんだという気持ちでやらせてもらっている。僕が役者だったら、ほかの作品で脇役をやったりしていますよ」

 今は自分のことを一人の「表現者」と考える。かつては、自分がどういう「役者」になるべきか、迷いもあったという。

 「いろんな役に対して、自分が見えなくなってしまうほど没頭することが大事なのかって考えたり、とにかくセリフをハキハキ言えることが大事なのか、とか。今は何かそういう面倒くさいものが全部ない状態で仕事、撮影に取り組んでいる。ある意味、吹っ切れみたいなものというか」

 だからこそ、今回のドラマでも、韓国版に引きずられることなく、込められたメッセージを伝えることだけに集中する。

 「本当は全部やりたい。時代劇もコメディーもラブストーリーも、トレンディーみたいなものもやってみたい。できれば自分の人生、いろんなことをやりたい。でも、できないのが人生。だったら、役者としての人生も、自分にしかできないことをやるべき。全部は無理。だったら、人がやらないことをやった方が、生きてきた証しみたいなものにもなると思う。今そういうものがすごく強くなってきた気がする」

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最終更新:7/8(土) 14:00
スポーツ報知