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「5年前の数倍の被害」 九州豪雨、朝倉市長が政府に支援要請

7/8(土) 11:28配信

西日本新聞

 福岡県内に甚大な被害をもたらした5日からの豪雨で、県や各市町村、県警、自衛隊は7日も救出活動や情報収集など懸命な対応に追われた。同日は政府の調査チームが被災地入り。朝倉市の森田俊介市長は、内閣府の松本洋平副大臣に「(5年前に)九州北部豪雨の被害に遭ったが、その数倍の被害になると予想している」と述べ、復旧に向けた国の支援を訴えた。

【動画】もの凄い勢いで濁流が道路に流れ込む様子(JA田川彦山出張所付近)

知事が日程を変更して帰国

 この日早朝には、ポーランドで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に出席するため渡欧していた小川洋知事が、日程を変更して帰国。松本副大臣に対し、復旧事業で国の補助率をかさ上げする激甚災害指定を要請した。知事は取材に対し「救命救助や孤立集落の早期解消、道路の応急復旧、避難者の生活支援をしっかりやりたい」と話した。

 県庁ではこの日も、各部の県幹部や関係機関が集まって災害対策本部会議を開催。県や市町村は避難所運営や、物資仕分けを行う人員として、7日までに朝倉市に18人、東峰村に10人を派遣した。また県は、水や毛布、紙おむつなど備蓄物資や民間企業から提供された物資を朝倉市と東峰村に届けた。

=2017/07/08付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:7/8(土) 11:28
西日本新聞